Elixir Schoolのcontributorになった
この度、Elixir School のcontributorになり、Organizationにも招待されたので、その時に得た知見を紹介します。
やってき
今年に入ってから業務でElixirのコードを書くことが多くなってきて、その時にElixir Schoolのコンテンツには大変お世話になりました。
最近になってElixir完全に理解した状態になったので、感謝の気持ちを込めてElixir SchoolのリポジトリにPullrequestを送ろうと思ったのがきっかけです。
貢献の仕方
Pullrequestを送ろうにも、実際に何をするか考えた結果、今回は日本語翻訳で貢献しようと考えました。
理由としては以下の通りです。
- 新しいコンテンツを英語で書く程度の英語力を持っていない
- 日本語訳が遅れているコンテンツが見受けられた
- contributorのなかに、ネイティブの日本人が少なかった
Contributorになった
翻訳が遅れているコンテンツを探して初めてのPullrequestを送りました。
https://github.com/elixirschool/elixirschool/pull/1870
ここから2、3件ほど、日本語翻訳のPullrequestを送り、Elixir SchoolのOrganizationに招待されました。
今後もElixir Schoolに日本語翻訳で貢献を続けていこうと思います。
翻訳駆動学習
今回、初めてOSSの翻訳活動に貢献して気づいた点は、「翻訳をすることは、非常にコスパの高い勉強法である」ということです。
元となる英語のコンテンツをGoogle翻訳に突っ込むだけで、ある程度のレベルまで翻訳してくれます。
しかし、専門用語やコードの部分などは、前後の文章を読み解いて正しい日本語に翻訳しなければなりません。
コンテンツの内容を理解することと、英語の意味と意図を理解することの両方を求められるため、翻訳活動は非常にコスパの高い勉強法だと思います。
Translate Report
Elixir SchoolはJekyllで作成されており、ビルド時に動的なコンテンツを生成することが可能です。
それを利用して、Elixir Schoolには翻訳の状況を記しているページが存在します。
https://elixirschool.com/ja/report/
翻訳が必要なコンテンツは、このページを確認して選ぶようにしています。
翻訳を行う英語のコンテンツのgit logを確認して、最新のバージョンとの差分を確認し、その差分に対して翻訳を行なっています。
まとめ
Elixirという言語は、日本で流行り出した印象はありますが、他の言語と比べると使えるエンジニアの母数ではまだまだ少ないイメージです。
自分の日本語翻訳で、これからElixirを触ってみようと思っている方の助けになり、日本でElixirを使えるエンジニアを増やすことに貢献できれば幸いです。